ブログ

ヤマダHD・エディオン統合のニュースを見て考えたこと

tomarigiadmin

最近、ヤマダホールディングスとエディオンの経営統合に関するニュースが話題になっています。
また、ここ数年、パナソニック販売店からエディオン加盟店へ転換するお店も増えてきました。このニュースを見て、
「これからまちのでんきやさんはどうなっていくのだろう?」
そんなことを考えました。

看板は変わっても、お客様との関係は変わらない

実際にパナソニック販売店からエディオン加盟店へ転換された社長さんのお話を聞く機会がありました。

その社長さんがおっしゃっていたのは、

「まちのでんきやさんとしての役割は変わらない」

ということでした。

御用聞きをする。
困りごとの相談に乗る。
地域のお客様を見守る。

そうした仕事はこれまでと何も変わらないのです。

変わったのは仕入れの仕組み。
メーカーに縛られず提案できるようになり、価格面でも柔軟になったとのことでした。

なるほどなぁ、と感じました。

お客様は何を買っているのか

昔は「ナショナルだから」「パナソニックだから」という理由で
商品が売れた時代がありました。

しかし今は違います。
冷蔵庫もエアコンもテレビも、スマホひとつで価格比較ができます。

それでも地域のでんきやさんを選んでくださるお客様がいる。

それはなぜでしょうか。

「商品」ではなく「人」を買っていただいているからだと思っています。

「困ったら〇〇さんに相談しよう」
「〇〇さんなら安心」

そんな信頼があるからこそ、お客様は声をかけてくださるのです。

本当の競争相手は量販店ではない

量販店には量販店の強みがあります。

価格。
品揃え。
スケールメリット。

これは簡単には勝てません。

でも地域のでんきやさんには別の強みがあります。

テレビの配線。
Wi-Fiの相談。
スマホの設定。
電球交換。
高齢のお客様の見守り。

こうした仕事は、利益だけで考えれば効率の良い仕事ではないかもしれません。

それでも地域のお客様にとっては、とても大切な仕事です。

これから問われるのは「看板」より「存在価値」

パナショップか。
エディオン加盟店か。

もちろん経営上は大切な選択です。

しかしそれ以上に大切なのは、

「地域のお客様から必要とされ続ける存在でいられるか」

ではないでしょうか。

感謝祭。
ニュースレター。
LINE配信。
ブログ。
地域活動。

こうした取り組みは、単なる販促ではありません。
お客様との関係を育てる活動です。

これからのまちのでんきやさんへ

私は今回のニュースを見て、
「まちのでんきやさんがなくなる」
とは思いませんでした。

むしろ、
「本当にお客様との関係を築いているお店の価値は、これからもっと高まる」
そう感じました。

メーカーや看板が変わることはあるかもしれません。
時代も変わります。

でも、
「困ったときに最初に顔が浮かぶ存在」であり続けること。

それこそが、これからのまちのでんきやさんに求められる一番大切な価値なのだと思います。

家電を売る仕事から、暮らしを支える仕事へ。
私たちは今、まさに、そんな時代の変化の真ん中にいるのかもしれません。

PROFILE
とまり木design
とまり木design
夢を形にするためのサポートとデザイン
あなたの会社やお店の“愛される理由”を引き出し デザインの観点でブランディングをサポートします。(広告デザイン・情報発信サポート・イベントサポート・店舗コンサルティング等)
記事URLをコピーしました