仕組みが変わる今、地域のお店と一緒に考えたいこと
とまり木designでは、主に「まちのでんきやさん」のお仕事をさせていただいていますが、これからお話する内容は、電器店さんに限ったことではありません。
クリニック、カフェ、八百屋さん、不動産屋さんなど・・・
地域でがんばっていらっしゃる「地域店」のみなさんにも共通するお話です。
最近、
「なんとなく業界の空気が変わってきた」
という感覚を持たれている方も多いのではないでしょうか。
これまで当たり前だった仕組みやサポートの形が少しずつ変わってきたり、
情報の届き方が変わってきたり。
大きな変化として発表されるものだけでなく、
現場で感じる小さな違和感や不安
として現れているケースも多いように感じています。
正解が用意されている時代ではなくなってきた
これまでは
メーカーが示す方向に沿って動けばよかった
という安心感がありました。
もちろんそれは、とても大切な支えでもありました。
でも今は少しずつ、
それぞれのお店が
自分たちの考えで選び、伝えていく時代
になってきているように感じます。
・どんな情報を届けるか
・どんな関係を築くか
・どんなイベントをするか
・どんな言葉で伝えるか
こうした一つひとつが、お店の個性になります。
そしてこれは、大きな組織にはまねできない地域店の強みでもあります。
現場にいるからこそ見えてくることがある
私は日々、さまざまな地域のお店のみなさんと関わらせていただく中で、
同じような悩みや迷いを耳にする機会が増えてきました。
「これからどう動けばいいのか」
「これまで通りでいいのか」
「何を発信していけばいいのか」
そんな声です。
仕組みが変わるときほど、
お店の考え方や姿勢がそのまま伝わる時代になるのだと思っています。
お店が本当に向き合っているのは誰か
最近、現場でこんな言葉をよく耳にします。
「結局はメーカーではなく、お客様のために存在しているんですよね」
仕組みや体制が変わっていく中でも、
どんな世の中になっても、自分たちは自分たち。
お客様のために、地域のために、できることを精一杯やるだけ。
そんなまっすぐな声です。
私はその言葉を聞くたびに、とても嬉しくなります。
とまり木designを始めた頃、心の中にあったのは
メーカーのためではなく
地域のお客様のために存在しているお店の力を支えたい
という思いでした。
だからこそ今、現場のみなさんの言葉を通して、
地域のお店の本当の存在意義を
改めて教えていただいているような気がしています。
とまり木designができること
とまり木designは、デザインを作る仕事というよりも、
お店の想いを伝わる形に整える仕事だと思っています。
何を伝えたいのか
誰に届けたいのか
どんな関係を築いていきたいのか
そこを一緒に整理しながら、
ニュースレターやLINEやチラシやブログとして形にしていく。
いわば地域のお店の「言葉」を整える役割のような存在です。
変化の中でも、お店らしさを大切に
仕組みが変わっても、地域のお客様との関係は変わりません。
むしろこれからは、お店の考え方や姿勢そのものが価値になる時代に
なっていくのではないかと感じています。
だからこそ、
迷ったときに立ち止まれる場所として
ちょっと相談できる場所として
一緒に整理できる相手として
とまり木designが役に立てたら嬉しいです。
変化の中でも、それぞれのお店らしい歩き方を
これからも一緒に考えていけたらと思っています。

